パチスロの収支記録は投資・回収・差額の3つだけでいい 私が4年続けられたメモの付け方

収支表を毎月きっちり続けられている人、機種ごとの設定推測やゲーム数の記録が楽しくてやめられない人は、この記事は読まなくていいかも。そういう人はもう自分のやり方が完成してるから、私のゆるい方法はたぶん物足りないと思う。
この記事は「収支表つけようって何回も思ったけど、3日で挫折する」「アプリを入れたけど入力が面倒でほったらかし」という人向けなんだよね。私もそっち側だった。パチスロを始めた1年目、給料日前に生活費まで溶かして、さすがにこれはまずいと思って記録を始めたんだけど、最初に作った立派な収支表は2週間で消えた。
そこから4年続いてるのは、書く項目を「投資・回収・差額」の3つだけに削ったから。今回はその理由と、実際に私がつけてるメモの中身をそのまま書き出してみる。
この記事でわかること - 収支表が続かない原因は「書くことが多すぎる」だけだったという話 - 投資・回収・差額の3つだけで4年続いた私のメモの付け方 - 先月のメモを数字そのまま公開(負けた日もそのまま) - 機種名やゲーム数を書かなくていいと私が考える理由 - 3項目メモが向いている人と、向いていない人
4年前の私は「立派な収支表」で2週間も持たなかった
社会人1年目の12月、給料日前に財布に3000円しか残ってなくて、コンビニで悩んだあの日をきっかけに収支表を作った。スプレッドシートで、日付・店名・機種名・投資・回収・差額・ゲーム数・設定推測・メモ欄、たぶん10項目くらいあったと思う。
最初の3日は楽しかった。「今日はあの台で何ゲーム回して…」って書くのが、なんか上手くなった気がして。でも4日目くらいから、帰りの電車で「あれ、ゲーム数いくつだったっけ」ってなって、思い出せないから書くのを翌日に回して、翌日は「昨日の分と今日の分…」って面倒になって、2週間で更新が止まった。
止まった理由は意志が弱いとかじゃなくて、単純に「1回書くのに5分以上かかる作業は、疲れて帰ってきた私には無理」だったんだと今は思う。負けた日なんて特に、その日の記録なんか見たくないし書きたくもないんだよね。
書くのは「投資・回収・差額」の3つだけ、それ以外は捨てた

2回目に始めたとき、ルールを1つだけ決めた。「帰りの電車で、スマホのメモに1行で書けること以外は書かない」。その結果残ったのが、投資・回収・差額の3つ。
投資:財布から出た現金の合計
その日サンドに入れた合計金額。細かく言うと途中で追加した分も全部足す。私は財布に入れてきた金額から帰りの残額を引くだけにしてる。レシートも計算もいらない。
回収:換金して戻ってきた金額
換金所で受け取った金額そのまま。貯玉した日は0円で書いて、貯玉を使った日は投資0円で書く。厳密には違うけど、ここを厳密にしようとすると続かないから割り切ってる。
差額:回収から投資を引くだけ
これだけはその場で計算する。マイナスを見るのはしんどいけど、この1つの数字を見るために記録してるので、ここだけは省略しない。
書く場所はスマホの標準メモアプリ。月ごとに1つメモを作って、1日1行。それだけ。所要時間は30秒くらいかも。
実際のメモをそのまま出すとこんな感じ(先月分)
加工なしで、私のスマホに入ってる先月のメモをそのまま書き出す。5スロと20スロが混ざってるけど、メモには書いてない。
- 4/5(土)投資6000 回収2400 差額-3600
- 4/6(日)投資3000 回収0 差額-3000
- 4/12(土)投資8000 回収14200 差額+6200
- 4/13(日)投資5000 回収5600 差額+600
- 4/19(土)投資10000 回収3800 差額-6200
- 4/26(土)投資4000 回収9100 差額+5100
- 4/27(日)投資6000 回収0 差額-6000
- 月計 投資42000 回収35100 差額-6900
こう見ると先月はマイナス6900円だった。7回打って勝ちが3回、負けが4回。月の予算は4万円にしてるから、2000円オーバーしてる。しかもオーバーしたのが最終日の27日で、「今月あと1万くらい余裕あるよね」って勘違いして打ちに行った日。行く前にメモの合計を見てれば分かったことなのに、見なかったんだよね…。
ただ、これが記録してなかった頃の私なら「先月はまあまあ勝った気がする」って言ってたと思う。12日の+6200円と26日の+5100円の記憶だけが残って、負けた4回は都合よく消えてる。数字を並べると、勝った金額より負けた金額の方が大きいっていう現実がちゃんと見えるのが、この3行メモのいいところだと感じてる。
機種名とゲーム数を書かない理由は「翌日の私が困らないから」

これを言うと「機種名くらい書いた方が分析できるでしょ」と言われるんだけど、私が書かないのには理由がある。
まず、私が収支をつけてる目的は「上手くなること」じゃなくて「生活費に手を出さないこと」なんだよね。そのために必要なのは、今月いくら使って、いくら戻ってきて、差し引きいくらか、だけ。機種ごとの成績が分かっても、来月の家賃には関係ない。
次に、機種名やゲーム数を書き始めると、書きたくない日が出てくる。「あの台で1万入れて0円」とか、書くだけでダメージが増える。書かなくていいなら、ただの「投資10000 回収0 差額-10000」で済んで、感情が乗りにくい。負けた日こそ書かないと意味がないから、負けた日に書きやすい形にしておくのが大事だと思ってる。
あと、細かく書くと「分析してる自分」に酔って、記録することが目的になりがち。1年目の私はまさにそれで、記録が立派になるほど打ちに行く回数が増えた気がする。今は「差額がマイナス続きなら来週は行かない」っていう判断材料だけあればいいと割り切ってる。
もちろん、機種ごとの相性や設定狙いを本気でやりたい人には、この方法は情報が足りなさすぎると思う。そこは目的の違いなんだよね。
3つだけメモが向いている人/向いていない人
向いている人
- 収支表を何度も挫折してる人
- 目的が「生活費を守る」「予算内で遊ぶ」の人
- 低貸しや少額予算で、週末にほどほど打つ人
- 負けた日の記録がしんどくて書けなくなる人
向いていない人
- 機種ごとの成績や設定推測をデータとして残したい人
- 年間で細かく分析して立ち回りを改善したい人
- すでに続いている収支表がある人(変える必要なし)
- 貯玉の出し入れが多くて、厳密な収支が知りたい人
私は前者のど真ん中なので3つで足りてるけど、後者の人が同じことをすると「情報が少なすぎて見返す意味がない」ってなると思う。
細かい収支表と3項目メモを比べてみた(私の場合)

私が1年目に作った10項目の収支表と、今の3項目メモを、実体験ベースで並べてみる。あくまで私個人の結果なので、人によって全然違うと思う。
| 比べたこと | 10項目の収支表(1年目) | 3項目メモ(現在) |
|---|---|---|
| 1回の記録にかかる時間 | 5〜10分 | 30秒くらい |
| 続いた期間 | 約2週間 | 4年目(継続中) |
| 負けた日に書けたか | ほぼ書けなかった | 書ける(感情が乗りにくい) |
| 月の合計を出す頻度 | 出す前に挫折 | 月末に必ず出す |
| 分かること | 機種相性、設定推測の精度など | 使った額、戻った額、差額だけ |
| 書く場所 | スプレッドシート | スマホ標準メモ |
| 予算オーバーに気づけたか | 気づく前にやめた | 月末に気づく(先月は事後だったけど…) |
見ての通り、3項目メモは「分かること」が圧倒的に少ない。でも私にとっては、分かることが多くて続かない表より、分かることが少なくて4年続いた1行の方が価値があった。
先月のように、途中で確認しなかったせいでオーバーすることもある。だから今月からは「打ちに行く前に月計を見る」っていうルールを1つ足してみようかなと思ってる。項目を増やすんじゃなくて、見るタイミングを増やす方向で。
まとめ
収支記録が続かないのは、たぶん意志の問題じゃなくて「書くことが多すぎる」だけだと私は思ってる。私は投資・回収・差額の3つに絞って、スマホのメモに1日1行書くだけにしたら4年続いた。
機種名やゲーム数を書かないのは、私の目的が上手くなることじゃなくて、生活費に手を出さないことだから。負けた日にも書ける形にしておくのが、続ける上でいちばん大事だと感じてる。
先月は7回打ってマイナス6900円、予算も2000円オーバーだった。記録したからって勝てるようにはならないし、実際に負けてる。でも「まあまあ勝った気がする」っていう記憶のごまかしがなくなるだけで、翌月の行動はちゃんと変わるんだよね。
もし今まで何度も挫折してるなら、今週末から3つだけ書いてみるのはどうかな。差額がマイナスでも、それをそのまま書けたら十分だと思う。私も今月は、行く前にメモを見るところから頑張るつもり…たぶん。